So-net無料ブログ作成
アマチュア無線 ブログトップ
前の10件 | -

パワーが欲しい [アマチュア無線]

今朝 久しぶりに EME(月面反射通信)を行いました。・・・・が 受信は出来るが 相手に届かない・・・・

日本では 144MHz帯の EME設備では 最大500Wまでしか認められていません。もちろん 落成検査を行ってのことです。
EMEを始めるきっかけですが、とにかく 受信ができない事には 通信になりませんので、まず受信が出来る事を確かめました。
受信が出来れば 微少パワーでどのくらい相手に届くかになります。
私の場合 15mの強大なパラボラアンテナの局や 8本、16本というような とんでもなく強力なアンテナ設備を持つ EMEer と交信をさせていただいて 送受信設備の状態を把握して それから落成検査に挑みました。

・・・さて
海外では キロワット級の局が多いのですが、私とは 3dB以上違います。 つまりノイズレベルとの限界点が -28~-30dB 付近にありますので 相手が私と同等の受信性能ですと 受信時自分に-25dB前後のレベルですと 交信の可能性が出てきます。

実は 環境も大切で ノイズレベルを下げるためには 宇宙からの電波以外の物を受信しづらい用にしなくてはいけません。無線は普通はアンテナを出来るだけ地上から上げるのですが、 EMEでは 下げた方が良い場合もあります。 他の電波を受信しづらくするためです。問題は落成検査で、防護指針といって 人への影響を避けるために 電界強度を下げなければならないのですが、 そうなると 地上から離さなくてはいけません。私は 免許が下りるギリギリの高さにして出来るだけ 宇宙からの受信性能を上げるようにしました。

ということで 今日は -24~-26dB程度の強さだったのですが、交信に至りませんでした。
かなり残念です。
  
私の場所では 東側に山があって グランドゲインを上手く使えません。
こうなると アンテナ増強しか 通信する手段が無い事になります。

んーん ・・・ かなり大変です。
3dBと言うと アンテナを2倍に増強しても 3dBは上がりません。 分配器などのロス分があるからです。

アンテナも巨大になり、タワーや支柱などの設備も強度が問題になります。
先日も 30m程度の強風で かなり ヒヤヒヤしました。 なにしろ 12mm厚の3-6コンパネが飛びましたから・・・かなりの恐怖を味わいました。
屋根の下に隠してあった 4m DISH も煽られて 舞ってしまい骨組みが曲がってしまいました(劇汗)

いろいろ考えること山積みです。


nice!(3)  コメント(0) 

アマチュア無線の醍醐味 [アマチュア無線]

今日は 朝少し時間が取れましたので 久しぶりに EME 月面反射通信をしました。

私のところでは 東側に山があるのですが、月は空に上がっているので問題ないとは思うのですが、それでも どういうわけか USA方向がダメなんです。西側は開けていて ここでも何度か言いましたがかなり調子は良いです。Ground gainも使いやすいです。

ということで 今日は USAがムーンセットとなりますので 相手のグラウンドゲインを当てにして トライしてみました。

月のコンディションというか Dgrdは -2.5とあまり良くないのですが、2局とQSO !!

そのうち 1つの局は なんと 2八木同士でのQSOでした。 

貧弱な設備では 耳が物を言います。 いわゆる感度ですね。 微弱な電波をなんとか拾い上げるということで 設備は勿論、自然のパワーも使います。 いわゆる Ground gain です。
アンテナが水平近くになると 大地の反射波の為に パワーが上がったような形になります。

当初 CQを出していたのをワッチしましたが、薄いキャリアしか受信できず、次回と言うことであきらめたのですが、チャンスが巡ってきました。
最後の 相手局が 仰角3.5度からの攻防です。

こちらには -25dBとパワー差が2倍近く有るので それを考えるとギリギリQSOが出来そうなレベルです。-28dB程度では相手に届くからです。

結果 -25前後で更新を開始しました。ビックリしたことに、最後の最後に グランドゲインが最高に上がって -22dB ! ただ こういうレベルは連続しないので 偶然です。
相手には計算通り -28dB ギリギリでした。

いやあ 力任せではありませんので、 パワーもアンテナも貧弱な設備で出来て本当に嬉しかったです。必要なのは プリアンプなどの性能だけで無く、無駄なくパワーを使ったり 受信感度を上げるアンテナの超微細な調整、アンテナ追尾精度など、技術が物を言います。
We did it with 2 yagis on each station!
と 相手局から言われましたが、うれしさが伝わってきました。

日本はパワーが500Wまでしか認められていませんし、電界強度が関係する防護指針で アンテナもパワーとの関係で ある意味制限がありますので ホント 嬉しいです。





nice!(2)  コメント(0) 

EME グランドゲインと 位相 [アマチュア無線]

自然現象や環境の現象はいろいろな効果を私たちに与えてくれます。

月面反射通信での グランドゲインもその一つです。
最近コンディションが良かったので夕方から夜にかけて必死に月を狙っていたのですが、全く飛ばず。。。。受信はできるのですが。。。。。

・・で 今日は 久しぶりにEME通信ができました。

ニュージーランドとドイツです。

ドイツの局と行った際には 私のシグナルは -21dB 。 普段こんなことはありません。
設備によってもちろん異なりますが、条件の良いときで 大抵 -24~-28dBです。相手局の アンテナは 16エレメント八木 X 4本。 自作1KWリニアアンプです。 詳細レポートを聞くと -21~-30dBのQSBがあったというレポートですが、実は グランドゲインをうまく使った通信なのです。

グランドゲインは 月が沈む際には普段と異なる動作をします。 受信の際に月からの直接波(月面で反射した電波が地球に届き空中からそのまま直接アンテナに届くもの)と 大地に反射した分が加算されるのです。
反射の位相が狂うと 打ち消してしまいますが、足されると、二倍くらいのゲインになります。
こちらから電波を発射している場合も同じようになるらしく、大地が反射板のようになってものすごく出力が上がった状態と同じようになるわけです。

実は 東側は山が非常に近く このグランドゲインは使えません。 アメリカ方向は ダメなんです。ところがヨーロッパ方面は素晴らしく、とんでもない出力や とんでもなくよい受信感度に見えるほど うまく作用するようです。

EME通信は -250dBほどの超凄い減衰の中で通信しなければなりません。月の往復76万キロメートルもそうですが、月での反射時には電波は非常に弱くなってしまうのです。反射板があるわけではないからです。そういう中で 必死にやっているのですが、逆に遮るものなどの影響が少ない というか わかっていることが多いので、ある程度計算で通信可能か否か計算できてまうのが、月面反射通信です。つまり インチキをやるとわかってしまいます(笑)500ワットしか出せないのに 1KW出すと 3dB強くなるわけですね。2KWでやっと6dBアップ。
日本では 144MHz帯は 最大500Wしか認められていませんので キロワットのハイパワー局レベルに見える シグナルでの通信では相手もビックリ! というわけです。

ただ 位相が異なる電波が入る通信では 様々な位相差の影響で 電波の強さがかなり短時間い変化します。これは オーディオでも同じです。通信では 短時間かつ信号が読み取れればいいのですが、オーディオでは 連続した音を聞いているのが音楽なので位相差のある信号は大問題です。音楽を汚す以外の何物でもありません。
オーディオアンプなどでは幅広い周波数かつその微妙な差を感じ取る人間相手ですから絶対に避けたい問題です。だから 神経を使っていると言うわけです。
昨今のオーディオはデジタルオーディオの普及で 測定できる精度という面で非常に進歩していますので、微細なアナログなどに関係する影響や理論が部分がわかってきている現代のオーディオでは無線は非常にオーディオと密接な関係があり、勉強になります。

デジタル全盛生まれの技術屋さんは 企業の体質からデジタル処理専門の技術屋さんになることが多く あまりアナログは触れることが無いため、アナログ関連設計は難しいと聞いています。
例えば アナログ的な基板設計は べたアースしか知らない方にはとても難しいです。逆に アナログしか知らない 真空管時代だと プリント基板での アナログの高周波設計やデジタルの高周波設計は難しいです。

様々な分野を知ることが大切ですよね。

さて 無線の話題に戻ると私の設備は 日本ということもあって出力に限りがありますので、アンテナ調整は非常に神経を使って合わせています。

EME通信に使う周波数前後にしっかりと同調させるために、市販のアンテナではありますが、改造しているのと、放射器の長さを変えて同調させています。
コンデンサーなどを追加してリアクタンスなどで見かけのリターンロスを減らしても飛びが良くないことは実験でわかっていますので 少ないパワーを有効に使うためにはこういう地道な努力が必要というわけです。

不思議なもので どんなものでもそうですが、簡単にできてしまうことはあまり面白くありません。技術を駆使するとか、試行錯誤するとか、一生懸命やった末の成功は非常に楽しいですし感動します。また 物理理論と結果が合致した際にはさらに喜びも倍増します。

んーん 楽しい! ということですが、実は 1月に人工衛星が打ち上げられ 通信をしようと思い、軌道計算をしていて嫌になったので(劇汗) 投げ出して 無線をしたというわけなんです。

最近 どうも 仕事で時間が無いので長い時間集中するのが不得意? 無理? になりました。始業時間、就寝時間など 当然厳守なので 大抵は 良いところで どうしても 中断しなければならないからです。

いまやっている バイオリン作りで集中と我慢が うまくできるようになると良いのですが(笑)




nice!(3)  コメント(0) 

Special Event Station for 2018 Winter Olympic Games PyeongChang [アマチュア無線]

ピョンチャンオリンピック。皆さん 観戦していますでしょうか?

ジャンプ、ハープパイプ、スピードスケートなど できるだけ結果を見ずに 夜眠い目を擦りながら見たり、録画して見たりしています。 当然ながら 会社に行かなければなりませんから 昼間は見ることができませんし、夜も疲れて眠いので どうしても先に結果を見てしまうようになるので、できるだけ ニュースは聞かないようにしながら、ニュース速報が入ってしまうスマホは見ないようにしながら(笑) ビデオを見ています。 そうすると ドキドキ感は凄いですね! とにかく 頑張る姿が凄いです。毎日感動しています。

さて そんな中 どうしても出来なかった事があります。それは オリンピック記念局との交信。 本日夕方 やっと出来ました (^^)
HL23EQG です。
Special Event Station for 2018 Winter Olympic Games PyeongChang

ということです。

記念局 日本では 8J?・・・ と始まり、サフィックスは HAMとか 分かり易いコールサインになるのですが、一部の韓国局は期間限定でプリフィックスのエリア番号を大会回数の「23」に変更してオンエアーということで インターネットで調べるまで解りませんでした (^^;


7MHz帯 でしたが ダイポールアンテナ 100W CWで 交信成功です。

ついでに 10MHzもワッチしていたら マーシャル諸島の局が・・・・
こちらも 同じくダイポールアンテナ 100W CWで交信。
ここは 距離で4000Km 強 離れていますが、先ほどやった韓国の記念局より かなり 強く入っていました。その後 ずっとCQを出していましたが、呼ぶ局が無く 運が必要だと再認識した次第です。


nice!(4)  コメント(0) 

皆既月食 [アマチュア無線]

今日は朝 今年初めて室内の水道が凍りました。寒暖計は マイナス6度。寒いですね~

さて 今日は 35年ぶりのスーパーな天体ショーが見られるかもしれません。
それは ひと月に2回満月が訪れる現象の「ブルームーン」、月が地球に接近した際に見える月の「スーパームーン」、そして 皆既月食が見られそうです!

https://www.nao.ac.jp/astro/feature/lunar-eclipse20180131/

皆既月食は2015年4月以来約3年ぶり。

と言うことですが、 EMEの可能性は!? 現時点で Dgrd -1.1 結構良さそうです。
(16:52 Dgtd -0.3!!!!)
そのときに 無線をやっている人がいるかいないか が問題ですが・・・・
昨日も 予行演習したのですが、無線やっている人があまりいなかったです。今日はどうなるかなあ

まあ 皆既月食でも 月が地球の影に入るだけですから、無線にしてみると 全く普段と変わらないのですが、なにか違う感じがするのは 人間が感じていることだから(汗
 あ 私だけかな・・・・・

まあ とにかく晴れることを祈っています。








nice!(3)  コメント(0) 

師走は忙しい・・・でも趣味も [アマチュア無線]

師走は何故か忙しいです。
んーん 区切りと言うこともあるのですが、何とか上手く一年を締めくくりたいと言うことが心のどこかに有るのだと思います。

さて そんななか、休みは全く無いので ちょっとだけ趣味を・・・・

月に数日有るか無いかの EME(月面反射通信)のチャンス。
8時に寝て(汗) 3時頃に早起きして 仕事前 1時間ほど 少しの休息時間です。
1日から今日まで 毎日できるわけでは無いのですが、10局ほどと交信しました。
珍しところでは BelizeやSouth Africa、Iceland などです。
ものすごく苦労しても出来ない物は出来ないのですが、できるとなったら あっさりできてしまうところが面白いです。

レポートは とんでもなく良く皆さんビックリしていました。 もちろん 自分が一番ビックリなんですが・・・・・宇宙に出るまでが勝負なのか? まあ ファラデー効果とかいろいろあるのですが、とにかく変わって面白いです。

昔は 地上波や電離層の反射波を使って世界中の人と通信をしていましたが、最近では EME(月面反射通信)も多くなってきたようです。 多いと言っても、日本でアクティブに通信をしているのは 数局~10局ほど。世界でも 数えることができるほどしかやっていません。逆に 少なすぎてなかなかできないという形です。アクティブな局は 世界中で 数百局程度しかいないようです。

そういえば 趣味と言えば免許。 先日友人が 2級のアマチュア無線の試験に合格されました。
なんと文系の方で 電気には縁の余りない方です。凄いなあ と思いました。
何が凄いかというと 知らない方は 遊びの免許なので簡単と思われている人も多いですが、実はかなり難しいです。合格者は 最近では全国でたった500人ほど。免許人口に占める割合は 2アマは アマチュア無線人口の たった 約2%強しかいません。
んーん 自分ももう試験は受けたくないくらい 勉強しました。(私の場合 問題なのは法規)ということですが、若ければまだしも 凄い努力をしたのでは?と思った次第です。仕事をしながら勉強をするのは かなり大変です。

と言うことですが きちんとした設備にするためには 綿密な設計や計算が必要です。測定も昔ながらの方式でも良いのでしっかりとした計測と計算が必要です。
これは 試験で出た問題も役に立ちます。また 電気的な事だけで無く 土地や建物の構造を把握しないと図面は書けませんし計算もできません。

電界強度は 防護指針といって電界強度が高いと人に悪影響があると言うことで大変重要な項目になってきました。スプリアスは 法律も変わって、様々な機器に影響を与えないように厳格になっています。

私は まず機器の性能と言うより、どうやって完璧に使うかを考えました。 アンテナ調整や設置の調整など 散々実験したあげくに設置場所を決めたりしています。 実は アンテナの設置は高い方が良いと思われていますが、EMEに限っては別です。 とんでもなく微弱な電波を拾うわけですから 高くすると妨害電波も多く拾い、通信にならないからです。強力な電波だけで力尽くで行うなら未だ良いのですが、日本は最大500Wまでしか免許になりませんし最近では様々なノイズ源が彼方此方にあるので問題です。家庭用では無く 通信でと言うことですと通常妨害電波などが問題になるのは 数百メートルとか 長くても数キロくらいだと思いますが、EMEは 自分で自分の電波を受信するのも他の方が受信するのもほぼ同じ 76万キロメートルというとんでもなく遠い距離なので、近くの小さなノイズでも大きな影響があります。

ところが 低くすすると今度は大きな問題にぶつかります。それが防護指針です。 人の生活は地上ですから 地上から離さないといけないわけです。 距離の二乗に反比例しますので すこし離しただけでもかなり変わります。

こうしたことを行いながら 重要なのは、できるだけロスさせない、100%電力を使うと言うことです。これは 何処の世界でも重要ですが、電波に限っては、ロス=妨害 にもなりかねません。
漏れた電波は 妨害する電波となって周り中にまき散らす可能性があります。

ということで 全長6mも有るアンテナですが、アンテナ調整はミリ単位。
アンテナアナライザという計測器が 役に立ちました。
ケーブルはもちろんです。コネクタも ほんの少しのロスが問題となります。

設置後 約1年を経過しますが、長かったような短かったような・・・・でも 結構楽しんでいる と言う感じがします。

仕事が忙しくても ほんのちょっぴりですが、楽しみをする事が出来て、趣味って良いものだとつくづく思っています。






nice!(5)  コメント(0) 

夢の実現のために [アマチュア無線]

夢は誰でも持っていると思いますが、実現は難しいですね。

ただ 遊びとなると実現 できる可能性はありますよね。というのは 「好き」だからです。
嫌いな物は なかなかおっくうですが、好きな物は行うのは簡単です。

問題は時間が無いとか 忙しいとか 生活第一なので難しい面はありますが、やれるとなったら 夢の到達はともかく 楽しむという行為は簡単です。

と言うことですが、 今回 自作パラボラで成功したのにはもう一つ理由があります。それは 危機感とでも言うのでしょうか・・・

先日 休みに 無線機の火を入れたら OMさんがCQ出していたのでお声を掛けさせて頂きました。
この方は 某 超有名日本が世界に誇るアンテナの研究などをしていた方なのですが、私のパラボラの放射器を見て 「頑張っていますね。 EMEを自作で・・・・」 みたいな話になって・・・

私は 「いやいや まだまだで 衛星通信程度です」という回答しかできなかったのです。まあ いろいろ話をネットなどで見ていますと非常に嘘というか、理論的に変?みたいな話も多いのですが、絶対にダメです。きちんとした話以外は通用しません。(笑)なにしろ 直径や放射器など いろいろな話をすると ゲインなど おおよそではありますが経験から把握できてしまうからです。 

ということで 何とか早く実現したいなぁ とウズウズしていたのです。既に受信はできていますので 問題は送信時 できるだけパワーをロスしない放射器設計と 相手などのチャンスですね。 
いつもウズウズしているとチャンスが巡ってきます。放射器は 以前調整をすませています。後はチャンスでしょうか・・・・
要は 「危機感」これが大切だといつも思っています。「やらざるを得ない」 と言う感じでしょうか(汗)

有言実行とか いろいろありますよね。 言ってしまったら やらないと これはまずいわけです。

この数日 EMEの移動局が 普段できない島に行って いわゆる サービスを行っていたのですが、一つの局のリストを見ると 交信に成功したのは全世界で わずか 200局程度。 日本の局では10局ほどです。チャンスは有っても なかなか上手く行きません。 しかし チャンスが有ったときには積極的にやらないとダメですね。いつもウズウズしていないと(笑)なかなかできません。

最近 EMEにも慣れてきてテクニックも付いてきました。 いわゆる技術が物を言う場合も多いです。お金を掛ければ OKでは無いところが楽しいのです。日本は 500ワットまでしか免許されないので 海外の局の1KW以上の局と勝負するには 技術が物を言います。

あっ! ちなみに 日本では 2列2段程度のアンテナで 500W と言えば最高峰 の設備の部類です。 これは そもそも EMEでは500ワットまでしかダメなのと 防護指針という電界強度が 人が生活する空間で ある程度低くならないと免許になりません。つまり ゲインのあるアンテナだと アンテナをどんどん高くし電界強度を下げるか アンテナのゲインを下げるしか方法が無いのです。・・・・が、海外では 1~2KW。8パラ 16パラ なんていう局もいます。そこで技術でカバーです。

受信では ケーブルロスを減らしたり、NFの非常に優れたアンテナ直下型のプリアンプなど使うという手段がありますが、感度が良い=他の不要な電波も良く拾う と言うことなので何とかしなければいけません。
たとえば フィルタ。最近はデジタルフィルタなので ある程度細かく 帯域などコントロールできます。EMEをやっていますと 普段気がつかない 微細なノイズ。それも ずっと出っぱなしの不要放射がかなり気になります。 要は 微弱な月からの反射波を邪魔して上手く受信ができなくなるのです。
以前は これを避ける様にして周波数を選んでいましたが、最近は 対処が可能になってきました。
今回のような 特別な移動局は周波数をこちらの都合に合わせ変えてはくれませんので こちら側が対応しないといけないからです。

その方法は できるだけ 帯域を狭めて まず周辺の不要放射成分をカットして 総合的な SNを上げます。あまり狭くすると 欲しい電波も上手く受信できなくなるようです。 さて これを行っても私の無線機は数十ヘルツ毎の帯域変更しかできないので 問題は、相手局のキャリア付近にある他からの不要放射ノイズですね。フィルタで落とすと必要な信号が消えてしまうことがあります。
これを対処するのは RIT(受信周波数を少し可変)を使ってフィルタの通過帯域外にできるだけ 少し移動させます。 こうするとかなりSNは改善され 受信できる つまり デコードできる可能性が高まります。送信は 固定で関係無いので問題はありません。

今回は 同一周波数で交信していたのですが、隣接する場所に いくつもこういう電波があってかなり苦労しました。強烈な電波があったのです。一時はあきらめたのですが・・・・でも・・・ となったわけです。

水晶発振器などからの不要な電波は いわゆる温度ドリフトや時間で周波数が動いてくれるので 待っているという手も有りますが、余り時間が有りません。そこで今回の手を使ったわけです。

趣味は いろいろありますが、ゴルフなどは 用意~疲れました~ 回復(汗)まで含めると どうしても一日以上必要ですが、 無線はほんの少しの時間でも楽しめる場合もあります。お休みのちょっとの時間とか 早起きをするとか いろいろ作戦はあります。

というわけで またまた なにか 目標を立てて またやらざるを得ない と言う状況になることを考えています(笑)

nice!(5)  コメント(0) 

夢の実現 [アマチュア無線]

だれでも人は夢を描きます。私は 子どもの頃からパラボラアンテナの格好良さに魅せられて、いつか 自分の設備で人工衛星で通信をやってみたいとか思っていましたが、その夢は既に実現。今度は 月面反射 EMEを知ってしまってからは、いつかは自作パラボラや設備で通信をして見たいと思っていました。
何しろ 約76万キロメートルも往復しますし、反射板が置いてあるわけでは無いので 減衰はとてつもなく大きく微細な電波を拾うと言うことで壮大な計画になります。

今日 その一つが実現しました! 

それは ついに自作パラボラアンテナでEME通信成功しました。以前ここで紹介した 4m Dishです。(無線界?では ディッシュと言います) ほら吹きにならずに良かったと(笑)

5.jpg

430MHz帯での通信で シグナルレポートは -27dB 25エレの市販ワイドスペース八木アンテナとの差は 2dB良く ほぼ設計時の計算通りでした。
4mもあるパラボラアンテナを手動で月に向け さらに一次放射器の偏波面の関係でパラボラ全体を受信感度が良い偏波面に回転させます。ファラデーローテンションというものが有って 偏波面が変化してしまうからです。正に力仕事(笑)
本当は 今使っている八木アンテナと同じく 自動追尾させたかったのですが 4mも有る巨大なDishを グルグルやると  膨大な費用が・・・・ということで 地上に置いてお金のかからない人力で(汗) 追尾しました。

月相手なので 月に数日しか 良いコンディションがありません。 最良は年に数日です。 少ないパワーで へっぽこ自作アンテナで狙うのは容易ではないのです。さらに相手もいないとできません。相手が寝ている時間だと 当然成功しませんし、相手の設備は重要で かすかな電波を拾ってもらわなければなりません。相手局に感謝!

あと 理論武装は絶対に必要です。理論が無くてもとりあえず動作する物は作れますが、限界性能は無理です。設計通りに動作というのが大切ですね。
一生懸命やれば 結構実現するものです! 

さて 美味しいお酒が飲めそうです(理由を付けては またお酒に・・・)







nice!(5)  コメント(0) 

初めての交信 [アマチュア無線]

自分ができなかったことができると とても楽しいものです。

最近は 仕事がとても忙しく、できていることは外注さんにお願いすることも多いのですが、できないことや新しい開発は自分で行うしかないので 必死です。

・・・で お休みが全くと言っていいほどなくて・・・ お盆や お彼岸にお参りをしただけです。 これでは 人間がおかしくなるので、少し時間が空いた時 金魚の世話や眺めたり(笑) 無線を楽しんでいます。

無線は 生まれて初めて が、2件ありました。
一つは 1.9MHzの交信。 もう一つが ハワイとのEME

1.9MHzは なかなか通信が難しい というか 大問題があります。それはアンテナ。波長160mありますので・・・・・・
直線で 80m以上の敷地が無いと張れません。これ 結構苦しいです。

実は アンテナ設置に半年くらいかかりました。というのは 短縮アンテナでも良いのですが、ゲインはマイナスなのでおもしろくありません。できるだけ高性能を狙いたい という目標があるからです。つまり 自分にとって楽しいのが 遊びだからです。交信が楽しみであればそれは良いことなのですが、作る楽しみや 高性能にしていく楽しみ、また 設置できないものを工夫で何とかする 見ないな感じですね。当初短縮アンテナで何とかしようと思いましが、同調が取れないのです。

ということで 最終的に 落成検査でも問題ないように 安全面を第一に、フルサイズダイポールを折り返して 設置しました。ちなみに 1.8MHzも出られるように合わせました。

・・・・・が AMラジオのように電離層の関係で夜にならないと誰もCQ出してくれませんので 一年放置(汗) 私が寝ちゃうんですね(笑)

先日のコンテストの際に偶然記念局を見つけ リモートでCW交信することができました。


もう一つは EME、月面反射通信です。ハワイと交信できました。
そもそも EMEはやっている人がごくわずかしかいませんので、なかなか 交信する機会が無いのです。 設備の性能もさることながら、お互いに月が出ていて、軌道が近い場所にあるとかコンディションが良く、お互いに無線機とにらめっこできていないと なかなかできないのです。

まあ 気の長い遊びですね・・・・ でも 難しいから楽しいのです。
民間で月探査機を送り込む競技?があるようでかなり現実的になってきましたし、アメリカも月に再度行くようですし、月に対して身近に感じ なんだか夢が膨らみます。

いつも アンテナ2倍に拡張しようかなぁ~・・・ なんて思っていますが、とんでもない大きさになるので、なかなか思い切ってできません。

あっ! その前に 4mもある パラボラをぐるぐるしようとしているんですが、それすら 難しいです。
問題は 強度。 台風などの時に 風圧が凄いのでなかなかできるものではありません。地上に設置していても台風の時は転げまわりそうで とんでもないことになりました(笑) 現実的には現在の設備強化かなあ・・・・ まあ 気長に と思っています。



 



nice!(5)  コメント(0) 

サンノイズ [アマチュア無線]

今日は 太陽と月が非常に近い場所にあり サンノイズが凄かったです。

気が付いたのは EMEのアメリカの仲間が エクリプス! と大騒ぎしていたから知りました。
2017年8月21日(月) (日本時間22日(火))、です。 1918年以来の大イベントとなったようです。
いろいろニュースが出ていました。

以前はかなり 気にしていたのですが、太陽と月がほぼ同じ位置にあることは あまりなく 最近は全く気にしていませんでした。軌道計算では 太陽と月は ほとんど同じですね(汗)

さて 本日の Dgrdは0.9にもかかわらず 全くEMEはダメ。 自己のEcho も弱くダメかなあ と思っていたのですが、全くダメでした。。。。

。。で サンノイズですが、なんどか 測定して凄いことはわかっていたのですが、こんなにすごいのは初めてかもしれません。 なんかバリバリ言っているなあと 思ってはいたのですが、太陽から30度程度外すと ぐっとノイズが減り これはダメだなあと・・・・

デジタル通信なので 音声はほとんど聞きません。 画面とにらめっこです。 たまには 音 聞かないとだめですね(笑)

そう思っているうちに 豪雨! ゴロゴロ雷もすごいです。

アンテナ水平にして、今日はおしまいです。

自然相手の 非常に気の長い 遊びですね~ 



nice!(4)  コメント(0) 
前の10件 | - アマチュア無線 ブログトップ