So-net無料ブログ作成
オーディオ ブログトップ
前の10件 | -

到達出来ない世界 [オーディオ]

先日 フェムトセコンドの話をしたら すぐにメールが・・・・

彼方此方で フェムトセコンドの話題があるみたいですね。
あれれ どうやって測るんだろうか? ということで かなり疑問になったので、その 条件が揃わないと到達出来なかったり見えなかったりする話題を・・・・

まず 写真から(笑)
11.jpg

12.jpg

こんな様な写真って 良くありますよね~。被写界深度の浅い写真です。
これは 共に F1.4のレンズで自然光で撮影しています。
日頃いつも使っているのは F3.5の安価な標準セットズーム。 じつは F3.5のこのレンズでは 今回写したような写真は絶対に撮れません。
腕のある 無い とか関係無く、物理特性ですから・・・・ これは 測定したり再現性がありますよね。
さて 最近話をしているクロックも同じです。ダメなもの使っていると どうやっても 到達出来ないことは明白なのですが、なんだか 物理学は進んでいないのに いつの間にか、オーディオは フェムトセコンドの単位が書かれるようになってきています。これが気になりました。
私が書いたのは 1ピコを測定するためのフェムトですから 1フェムトから言うと 桁が3桁も足りません。
フェムトは 10のマイナス15乗ですね。 さて 地球上の世界標準時間 の元となっている世界標準誤差が 一億年で1秒の 10のマイナス15乗です。
それも 一次標準でたった数台・・・・ この世界を測っている話も多いみたいですが、どうやって測ったのでしょうか? 気になりますね。

なんか気になりませんか? 一億年経って一秒の誤差と 現在 この瞬間どのくらいの誤差かは別なのです。そして 測定にはタイムベース誤差という物がありますから そもそも 1秒の単位となっているものが 数台しか無いのに・・・ いや 1秒の単位ではダメなのです。フェムトセコンドは 更に細かく細かく10のマイナス15乗。・・・・ では どうやって測っているのでしょうか?? 

測れない物を ワイワイ騒いでいる姿はあまりみたくありませんが、まあ 遊びだから良いのかな? とも思いますが、まじめに 測れない物を測るにはどうするか! と考えたり まじめに 良い音を聞こう とか 良い音楽を聞こうとしているのであれば 現実をみて対応した方が良いと思いますがいかがでしょうか?

とにかく言える事は 残念ながら 完璧なクロックは存在しません。 人が作った物だからです。
しかし だからといって 普通のクロックでは 話になりません。なんか 最近のオーディオは とんでもない数値が書いてあるので気になって仕方有りませんが、他社より凄い事を見せて 売りたいのかなあ とも思いますが、実は 数値で表せない世界に突入しているわけですから なんか違うぞと・・・。 つまり 数値で惑わされている世界は卒業しなければいけない時代に来ているのではないでしょうか!? でも 数値的に ダメなものはダメ・・・・ いやあ 困りましたね・・・ 


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

オーディオクロック その3 部品では決まらない音質 [オーディオ]

ものすごい周波数で とんでもない事になっている! で終わりました。

んーん とはいえ 高周波理論をやっても面白くないので 少し角度を変えます。

回路方式や部品では決まらない音質  です。

まあ こう書いてもピンとこない方がいらっしゃいますよね。

ちょっと説明すると 同じICを使っていても メーカーによって音質は異なります。
これを 感じ取れれば 言っている意味が分かると思いますが、部品で音が決まるわけでは無いのです。
作り方、使い方 と言えば分かり易いでしょうか・・・・

ただ そうは言っても・・・・部品だって音の善し悪しはありますよね。

ただ・・・そうですねえ たとえばボリューム。
私は 東京光音電波製の特注のアッテネータを使っていますが、
1,耐久性
2,ギャングエラー
3,操作感
4,シールド性
など様々な要素で選んでいます。 それぞれ 意味がありますが、音質という言葉が出てこないですが音質も勿論考慮に入れていますが、高品質のアッテネータで変な音のするものは、はほぼほぼ無いです。
耐久性が悪く 接触が悪くなって本来の性能を発揮できなかったり、ノイズが乗ったりそういう部分で音質が悪くなることの方が多いです。

東京高音電波さんのアッテネータが全部私のアンプにとって良い分けではありません。 自分の回路設計上 これが良い! となるわけです。 BDI-DCシリーズは長く使っていただくこと前提で回路設計しています。 耐久性が無い部品はあまり使いたく有りません。

ということで 部品では無く使い方が物を言う と言う話題で、クロックに行きましょう!

ジッター ジッターと まあ オーディオクロックや デジタルオーディオでは ジッタの話題が多いですね。 ところが 同じ高周波でも、無線の世界では 全く異なっていて、 多くの話題は アンテナや回路の特性インピーダンスの話(多くは定在波比)や 電力 などです。最近は デジタル機器が多くなって影響が無視できませんが 高調波つまり 歪みも問題となります。
余談ですが、逆に デジタル放送のおかげで 50MHz帯のインターフェア対策は大分楽になりました。

お話しした様に デジタル伝送ではかなりの高周波を扱っているのですが、同じ 高周波で何でこんなに違うのか? と思ってしまう一面です。

ジッタは 他の計測と違い 簡単に言うと絶対的な値としては 測定することが出来ません。
ところが 面白いことに まともに測定できない物は オーディオでは話題になる事が多いですよね。 とにかく ジッタが多い少ないと かなり話題ですよね。

無線 言い換えると 高周波の世界 というか 今までのアナログ回路では、こういう問題より測定できる物を主に考えます。
代表的なものが 定在波や電力、高調波(歪み率など)等です。これらは 測定方法が同一であれば絶対的に比較出来る値で 値だけで性能がわかります。 

 たとえば 定在波が発生する様な状況になりますと 様々な悪影響が出ます。 電力が上手く伝わらなくて 効率が悪かったり、壊れたり 大変問題が多いです。 高周波関連 特に電波は、最大電力などが厳密に決められているので 何とか効率よく電力を電波にする事を考えます。そうすると インピーダンスのミスマッチングによる電力損失などは非常に問題で 正確に伝送することを主に考えるのです。
オーディオと似ていますが、 高周波の世界は理論的で 理論はそのまま結果につながります。

理論を説明していると 難しいので簡単に説明しますと
出力A と 入力Bが有ったとします。出力Aと その伝送線路 入力Bに 特性インピーダンスの不整合がありますと 100%電力が伝わらず 反射波が生じ 定在波が生じます。 きちんと相手に伝わらない と考えると分かり易いです。

50Ωの出力 に 50Ωのケーブル を使い 50Ωの負荷で 受けると理論的には反射波は生じずきちんと伝送されますし、波形も乱れません。これが完璧で これを目指すことが可能なわけです。
測定も出来る物理現象ですから非常に明確です。 

ところが こういう事は滅多に無く 完全に50Ωになっているとは限りません。 コネクタの特性インピーダンスが少しでも違えば それでインピーダンスのミスマッチングとなり 反射波が生じます。

さて 電力が損失するだけだから問題無いじゃん・・・ と考える人もいると思います。
しかし 実際には大問題なのです。 定在波が生じる ということは それで波形が乱れるわけですね。

あっ! と思う人もいるでしょう。 そうです! 波形が乱れますと まあ 細かなことを考えなくてもダメと言うことが解ると思います。オーディオでも高周波でも なんでもそうですが、波形が乱れますと 低周波では歪みになりますし、高周波では ロスはもちろん、不要な電波の放射や共振すれば電波を受けてしまったり、方形波の回路ではきちんとデータが伝送されないなどの原因となったり、様々な問題が発生します。

先日話をした 「ケーブルは電気的特性が良いものを使いましょう!」 はこういうところから来ているのです。誰にでも出来る事ですよね。




nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

オーディオマスタークロック その2 [オーディオ]

 オーディオ機器の内部で使われているのは 方形波です。
方形波は ものすごく高い周波数成分が入っていて伝送が重要だと言うことを前回書きました。

さて どのくらいの成分が含まれているのか? 具体的に書いて見たいと思います。

矩形波は フーリエ展開すると、何処までも続きそうで恐いのですが、 おおよそ 数十倍程度までで、ほぼほぼ方形波としては見栄えも良くなってきます。
逆に言いますと 使われている方形波そのものが、完璧な方形波では無いので 考え方としてそのくらいあればその波形を十分再現できる と言うことにもつながります。

たとえば 1/10になる つまり -20dBの成分になるのは 11次の高調波であり、周波数が1000倍で 1/1000ですから やっと -60dBです。
デシベルという単位は難しかもしれませんが、 オーディオで、ノイズが-80dBとか言うのでおおよそ凄い事になっている と言うことは想像できると思います。

さてさて そうなると ワードクロックが192KHzと言っていますが、 192KHzの方形波をとりあえず伝送するには 10倍とか100倍とかの帯域が必要だと言うことは理解できると思います。

約2MHzとか約20MHzとかそういうオーダーですね。 もはや 無線などの高周波の世界に突入しています。192KHzとかそういう話とは変わっていることに気がつくと思います。

いやあ えらいことになってきた・・・ と考えるのはまだ早いです。

 実際には もっと問題になるのです!!! それは オーディオ機器の内部は 192KHzの場合でも 192KHzで動いているわけではありません。

さらに 256倍とか更に高速で動いているのです! それは ワードクロック 192KHzの間に 左右チャンネルのデータを伝送しなくてはいけないからです。
その周波数は 128倍や256倍などに達します。48KHzの系列で言うと 24.576MHzとかですね。
少し オーディオのハードウエア的な話をするとでてくる数値ですよね。

あああっ! と気がついた方も多いと思いますが ほんの10倍でも その成分は約250MHzに達します。 とんでもない世界に突入していることが解ると思います。綺麗に! なんて思うとギガ帯に突入! もう何が何だか解らなくなりますよね。

さて そういう周波数では 何が起こっているのか!?  またゆっくり話をしてみたいと思います。
 

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

オーディオマスタークロック [オーディオ]

お正月 皆様どんな風にお過ごしですか?
私は 正月恒例の QSOパーティーに半分くらい参加、その他の時間は 仕事と 料理(笑)で過ごしています。
料理は いつもの 焼き豚 と 今回挑戦したのは パスタの ボンゴレビアンコ
パスタは 昨晩 晩ご飯の時に つまみを作りながら ソースを作っておきました。 今朝早起きして作って 家族皆でいただきました。写真は 後日にでも・・・

昨日のつまみは ピザモドキ
以前は オーブントースターで作ったのですが、オーブントースターが 餅焼き中で使えなかったので
フライパンで出来るか試してみました(汗)

レシピなんて言う物は無く(汗) タダ順番に乗せるだけ(大汗)
ツマミが無いとき 速攻で出来るお気に入りのおつまみです。問題なのは 美味しいので 子どもの餌食になり 自分に回ってくる量が少ないです(汗
1.jpg


フライパンに こんな風に並べます。
2.jpg

ピザソースを どばっと ・・・ いや 少なめが良いかな。素材の味が引き立ちます。
3.jpg

ハムなど お気に入りの素材を乗せます。 私のお気に入りは タマネギとウインナー
最も重要なのですが、味付けは ピザソースだけなので、この素材の味で味が決まるようです。
今回は 上等なハムを使いました。
4.jpg

とろける モッツァレラチーズ どばっと

5.jpg

蓋をして 弱火~中火 程度で 待ちます。
6.jpg

出来上がりはこんな感じ! こぼれたチーズは 焦げ目が付いて 凄く美味しいです。
7.jpg

問題はチーズ上面に焦げ目が付きませんが、熱々で 味はOK! 何とか出来ました。
これで家族に迷惑をかけずに楽しめることが解りました。

ああああっ! オーディオクロックの話題! 忘れていました。

ほんの少し書きます。

クロック、いろいろ言われていますよね。 DDSだのPLLとか いろいろ
実は クロックの性能は トータル的な性能であって 個別には全く決まりません。
これを言いたかったのです。 いくら良いクロックを使っても それを処理する回路(回路そのものだけでは無い) や手法、パターン など様々な要素で決まります。

オペアンプの交換などにも言える事なのですが、 オペアンプで音が決まるわけではありません。
もちろん それは 一つの要素になりますが、それより回路設計やパターン、使い方などのほうが重要です。ハイインピーダンスオペアンプを ガードも無い回路で使えば、全くダメです。

同じように 良いクロックは、そのクロックの特長を生かした回路にしなければなりません。

ジッター は、「ジッターを減らす」のでは無く、 「ジッターを乗せない」 回路ということが重要なポイントです。一度汚れてしまった物は 何をしてもその痕跡が残るからです。

ということで PLLはダメ とか ○○だから・・・ とか XXだから という それはあまり意味を持ちません。 

その昔 DPAT-01を作ったときに 当初は水晶発振で行っていました。 セシウム同期なども実験していたのですが、価格差を考えると コストパフォーマンスが 超良かった事を覚えています。 この理由は 「良い音がするクロック回路」を採用したからです。 「良い音のする水晶発振器」ではありません。もちろん 当時おこなわれていなかった ビットパーフェクト と言うこともあったのですが、最終的には時間軸が関係してきますので 重要だったというわけです。

DPAT-01の開発に際して 「パソコンでオーディオをやると良い音がしなかった」 と言うことにも関係してきます。 発振機の善し悪しでは無く パソコンの他のクロックやノイズが、オーディオクロックに影響を与えるから なのですが、これを出来るだけ排除することが重要です。

一例として だれでも簡単にできることとしては ケーブルの選択。
「良い音がするケーブル」 ではなく 「特性の良いケーブル」を使うことで 影響を避けることが可能です。最終的には 完全な伝送は 良い音につながりますが、音だけでケーブルを選ぶと失敗します。

方形波伝送は簡単に言うと そのクロック周波数では無く 奇数次の高調波成分 合算で作られています。N次の高調波成分の量は1/N もあります。綺麗な方形波にするにはものすごく広範囲な周波数成分があることが理解できると思います。
オーディオでも しっかりした伝送を行う為には 高周波伝送理論は非常に重要な考え方になります。

 

nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

クロック問題 [オーディオ]

久しぶりにオーディオの話題です。あ その前に 昨年29日 朝の風景
実は この記事は昨年書いたのですが、投稿をすっかり忘れていました(汗)
ということで 今日は・・・ と書いていますが、ちょっと前の話です。

5.jpg

今日は とても寒い朝でマイナス8度の予想!

いつも 観測地点より北の私の場所では 3度くらい下がるのが普通・・・・・
入念に朝の寒さ対策をしました。

・・・で 出勤!
車は
2.jpg

晴れ渡っているので 放射冷却で空気中の水分が凍る・・・・こんな風に

昨日新調したタイヤです。ヨコハマスタッドレス史上 最強といわれる ice GUARD6 
冬用タイヤは 以前はブリジストンを使っていましたが、おさがりのタイヤだったのに最後の最後まで スリップサインが出ても良く効いた ヨコハマは 大好きになりました。
昔から アドバン好きの私は迷わず これに決めました。 

・・・・で 出勤すると
3.jpg

劇汗・・・・ じゃない 極寒 劇寒・・・・ もちろん室内です。

外は・・・・

4.jpg

朝の8時にも関わらずこれです。 いやあ まいりました・・・・

さてさて ということで 実際に計測するのと テレビでいう他の人が言っているのとは違うのです。

オーディオも同じです。
まあ インターネットの世界では間違った情報やフェイクニュースなど問題が山ほどありますよね。

その昔 2003年ころでしょうか!? DPAT-01を開発した当初からおよそ10年間くらい オーディオはジッターの話題でもちきりでした。以前何度か話したことですが、私は 後つけとなる話としてのジッター論ではなく しっかりとした計測に基づくクロックの組成となる 位相雑音に着目し その内容や効果を訴え続けてきました。その後 今度は多くの方が 位相雑音の話をしだしましたが、どうも的を射ていない感じがしました。それは 位相雑音はもちろん クロックの素性ですから その影響は受け継がれますが、方形波になってからは、音質などへの直接的な影響はジッターの影響だからです。
私が言いたいのは 「ジッターの原因となるものは何か?」 ということです。

また PPMの話が出ますが、これも良く分かっていない人は、ただただ音質には関係ない といいます。しかし 私が訴え続けてきたことは、長期的な周波数ズレはピッチの違いだけで気が付かないレベルで音質には関係ありませんが、実際には関係があるものもあるのです。 水晶発振器を良く知っている人は これが関係があるということは誰でも知っています。 素性の良い水晶片 つまり音叉みたいなものですね。位相雑音が少ないものは、長期的変動も少ないことが多いのです。

今朝の気温のように 実際に測定しその現象を把握することは大切です。「百聞は一見に如かず」です。マイナス10℃とは? を肌で感じるわけですね。測定限界以下でも良いです。とにかく 計測しどのレベルにあるのか現象を把握しないと前に進みません。

まあ インターネットも便利ですし、私も良く使いますが、それをただうのみにするのではなく 必ず自分で検証しないといけません。

最近では また ジッターの話が多くなりましたが、 なんだか意味不明な話も多いです。 PLLはジッターを増やすので・・・ とか DDSが・・・・とか ・・・・ルビジウムが・・・とか ですね。

どうやら 何か素子が機器の性能を決定しているかのような話が多いです。本当は その素子をどう使うかにかかっているのですが・・・・

一度発生してしまった 問題は 「xx フィルタ」 や 「○○クリーナー」などの後付けでは完全に除去できません。 必ず痕跡が残ります。 残さないためには、問題の根本原因を排除することが大切です。特に メートルやキログラムなどのような ある意味 絶対値で測定できるもの以外は、測定すら信用できませんので、問題は多いです。そもそも 測っていない人も多いようです。 安易に 「ジッターは・・・」というのは かなり気になっています。つまり部品やICの性能を気にする人が多いのですが、実際には ICなどの性能を100%引き出すことはかなり難しく、そのまま 規格上の性能は出ていないことが普通です。

言葉に惑わされず しっかり検証することが大切です。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

時間を操ってはいけない その5 [オーディオ]

ジッター と 位相雑音など どういう風に なぜ問題となるのかわかりやすく説明したい と前回書きましたが 説明は難しいですよね(汗)

イベントで 説明した内容をかいつまんで 書いてみたいと思います。

さてさて クロックは 文字通り時間です。 基準となる時間が狂っていては 問題ですが、それを使う機器もこの時間を狂わせないように考えなければいけません。

音が変わる理由や フィルタではだめな理由をわかりやすく説明する何かいい方法はないかと考えました。

昔 イベントでこんな話をしました。

「どぶ の水でコーヒーを淹れたいと思います。」

当然 美味しいコーヒーを飲みたいと思えば フィルタで濾したり 何らかの方法でクリーンにしようとしますよね。
そうです! 水がだめなら 何とかして きれいにする方法を考えます。

あっ! まさにオーディオです。 ジッターが問題となるのですから 何とかこれをきれいにしたいわけです。 「ジッター」は・・・・ コーヒーでいうと 「水の汚さ」を解消するためには フィルタで濾したりしないといけません。 つまり 汚れた水しかない場合は こういうことは必要なのです。 

余談ですが なんでも 日本の水のろ過技術は凄いと聞いています。海外でも活躍している技術も多いですよね。 

ということで どぶの水でコーヒーを淹れる というのはナンセンスですよね。 普通は最初から綺麗な水を使えばいいのです。 水道水ですよね!!

まさにオーディオクロックです。

しかし 蛇口の水をそのまま飲める きれいな水の日本でも 美味しいコーヒーやお茶を淹れようとする場合、水道水でも問題と思うのは私だけではないはずです。

そこで登場するのは 「浄水器」
水道水を浄水器にかけると 非常に美味しくなりますよね。カルキ臭などが取れますので誰でも実感できるはずです。 オーディオでも同じです。ジッタークリーナーなどを入れると 音質が良くなる理由です。

そうなると 「もっと良い水が欲しい!」 となりますよね。 これがクロックの意味です。
位相雑音も同じような意味になります。

少し話を戻しますと 「クロックで音を変える」 は「味の付いた水でコーヒーの味を変える」 に近くなります。 基本的には 再生側では これはダメ という形です。
勘違いをしている話も多い最も重要な部分です。 クロックを変えることで自分が好きな音質のみを目指してしまうと失敗します。表現が難しいのですが、良いクロックかそうでないかの違いは 先に述べましたが、 好きな音への変更や色付けではないことに注意が必要です。

理由は コーヒーで美味しくてもお茶では この味の付いた水では ダメだろうと想像は直ぐにできますよね。

また もう一つ言えることは 水が悪いコーヒーでは コーヒーをどんなにろ過したり、いろいろやっても 元の水の悪さを取り去るのは 不可能といっていいと思います。 つまりできれば 最初から美味しい水を使ったほうがいいに決まっています。ダメなクロックでは いくら綺麗にしても 痕跡は残るのです。

時間の流れを 水に例えてしまいましたが、こういう一連の流れや手法を問題とし、オーディオを考えていくとわかりやすいと思います。

まとめますと 

「元の水が悪ければ いくら水をろ過してもダメ。ろ過機の性能にもよりますが、多かれ少なかれその痕跡は残る」

なのです。ろ過機を考えるより まずは水! ジッター云々を考えるより まずは クロック。

そして

奇麗な水は 「お茶でもコーヒーでも 美味しく飲める」

となります。再生側では どんな音楽も マッチする水 つまりクロックを選んだほうが良いですよね。音楽制作側では!? ある程度どんなお水でも 美味しく飲めるコーヒーの味にするのはOKですよね。まあ コーヒーに合う 気候や水で育てる なんていう感じでしょうか。
しかし 汚染水では コーヒー豆の出来も味も悪くなるはずです。制作側でも良い水は必要です。

そして
「水があまりよくない場合は 浄水器を使いましょう」

ですね。ブレンダーや生産者が精魂込めて作った コーヒーです。 できるだけ綺麗な水で 美味しく飲みたいものです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

時間を操ってはいけない その4 [オーディオ]

前回は クロックによりどういう風に変わるかを書いてきましたが、今回のイベントではお客様からこんな意見が飛び出しました。

「微細な変化なのになんでこれだけ違うのでしょうか?」

良い質問でした。 

そして 
「どうして違うのか 理解したいので説明してください」 とのこと

やはり 理屈は大切です。

そして わかる理由は 「人は時間に対して超敏感」だからです。
これは 味覚に似ています。 ほんの少しの出汁の違いでトータル的な味が変わったりしますよね。結構敏感です。人によって差はありますが、人間の感覚は鋭いです。 

最近では 長年言い続けてきた 位相雑音 も定着しそういう話も聞かれますが、よくわかっていない人の話を聞くと あれれ・・・ となることも多いです。

それは

「デジタル機器で問題となるのはジッター」

だからです。

おいおい 話が違うじゃないか! といわれそうですが、事実ですし、位相雑音が関係していることも事実です。
私が言いたかったのは 一度発生してしまった ジッター は どんなことを行ってもゼロにはできないので 位相雑音を問題としなければならない ということなのです。

一例を言いますと

1、リクロックは 自分自身を使って叩き直しますので 元の痕跡はずっと残っています。
もちろん 大きく揺れた 位置関係はある一定の精度でよくはなります。
無いより有ったほうが 普通はよくなりますよね。

2、ジッター低減などの フィルタ関連は、中心周波数から離れた部分では効きますが、 中心周波数近傍ではフィルタは利きません。
これも 中心周波数から離れた部分は 効きますので当然性能は上がります。

これは一例ですが そういうようなたくさんの理由で 源でしか変えられない位相雑音は大切なのです。しかし クロック生成過程では問題となって話も出ますが、機器の内部では アナログではなくデジタル機器ですから 矩形波で動いているわけで ジッターが問題となります。

次回は ジッター と 位相雑音など どういう風に なぜ問題となるのかわかりやすく説明したいと思います。




 
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

時間を操ってはいけない その3 [オーディオ]

位相がくるわなくなったり 無い音が再生されなくなるとどんな利点があるのでしょうか?

イメージしやすいのは 音作りと逆です。
歪はわかりやすい と思われている感じがしますが、音作りの中で 歪を増やすと迫力のある音になる場合があるので、注意が必要です。

これは 冷静に経験的に音を聞かないとわかりづらいかもしれません。

しかし 誰でも比較的わかりやすいことがあります。

最も感じやすいのは 音場です。 解放された、天井が消える、濁らない、空間の広さがわかる など様々な言い方がありますが、どれも どちらかというと 音質ではなく空間系に関するものです。

音が変わるのは かなり時間に狂いがあり無かった音が再生されるのためです。良い音 というのは個人の嗜好がかなり大きく、加工された音では特にその判別が難しいのです。
そういう意味で クロックで音を変えて楽しむことは 趣味ですから悪いわけではなく良いのですが、これを行うと 付加される音によっては合わないソースも出てきます。 この曲は良いいのだが他はダメ というようなことはよくありますが、まさにこれです。

つまり 音が変わり、どのソースも同じような音になるものは、クロックとしては問題です。
クロックの不正確さからくる音色の付加が大きいためです。

言い換えると クロックで音を変えるのは問題で、 そもそも クロックで好きな音質に変えていく や思っている好きな音色から外れたらダメなクロック と考えるのは、クロックの評価としてはよくありません。
音質の変化は 以前のクロックが 時間を操っていた可能性も あるからです。

できるだけ正確に判断するために 高度なクロックを試すときは どちらかというと 音場を見る? 聞く?べきです。

私の思いは できれば どのソースでも 音場を感じられ、濁りが無く楽しく音楽を聴くことができるようになって ほんの少し個人の嗜好に合わせ、アクササリやDACなどの音質変化を楽しむ というのが本来の姿だと感じています。

葛飾北斎の絵を歪んだ眼鏡やサングラスを付けて見るのは 本来の絵が見えません。

肉眼で見たいものです。 肉眼! つまり 正確な時間です。

聞き方としては 音そのものではなく 音の周りの雰囲気を感じましょう。
音自体は歪んでいても そもそも 歪んでいる音かもしれないのでそれを聞くのではなく 空間を感じるように努力して聞きます。
空間が感じにくいようでしたら 他の音との比較でも良いですね。すべてが同じような音色だと 問題ですね。色付けがある証拠の一つになります。
隙間を感じても良いです。良いクロックで アナログ的に連続して時間が正確になると 隙間が感じられます。 位置関係といっても良いです。
全体的には 妙に生々しい とかそういう感じも生まれてきます。

窓の外の景色。 ガラス越しの すりガラスや 曇ったガラス、汚れたガラス ・・・・ もっというと ガラスが無いほうが良いですよね。 あの感じです。
人により 表現は様々ですが、全ての人は そういうガラス越しより すっきりと見えるはずです。 
次回は もう少し掘り下げて 秘密を探りたいと思います。






  






nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

時間を操ってはいけない その2 [オーディオ]

時間を操ってはいけない ということを前回は書きました。
時間を変えると様々な弊害が出るからです。

しかし・・・・・

業務の世界 つまり音楽制作の世界になりますと 様々な機材で 音作りをします。芸術ですから良いことですよね。 
最近 葛飾北斎の話をNHKで行っていましたが、 波の表現にもいろいろありますよね。 写真ではなく 人に伝えるためにいろいろな手法で描きます。

これと同じかと思います。 同じ音でも様々な手法で伝えます。 
音楽を作る際 いろいろな手法を使います。 レベルを変えることは BASS TREBLEなど 皆さん使ったことがあるのですぐに理解できると思いますし、音量差を変えて 音の定位する場所を変えたりします。 
また時間に関係することではか 位相を意図的にずらし音を揺らすとか、リバーブのように 音の発生時間や継続を変えたりすることも良く行われます。
つまり こうなってくると 音質はかなり変わってきます。芸術的のために 音や音楽を作るわけですね! 

では 再生側は・・・

同じように音を変えたら・・・

音楽家が作った芸術は違うものに代わってしまうことが理解できるはずです。

まさに クロックは 時間が関係するので これで音を変えると問題ということがわかると思います。

クロックを より正確にすると

1、位相がくるわなくなっていく
製作現場で作ったそのままの位相を再現できることになります。
音場や楽器の音色、位置関係などですね。

2、歪が付加されなくなっていく
時間がくるうと 当然もとには無い音が再生されます。そもそも入ってない音が付加されることによる 音を汚す原因となります。

などなど 様々な利点 というか 再生時に問題となっていた悪い部分がどんどん減っていくのです。

次回は その結果 どんな風に感じるのかなど 書いてみたいと思います。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

イベント報告 その2 時間を操ってはいけない その1 [オーディオ]

クロック。 なぜか 音が変わるもの と思われているようですが、本当は違います。
今日はそのあたりを述べてみたいと思います。
まあ いつも書いていることではありますが、 クロックのさわりを少し書いて そのあと 本題に入りたいと思います。

10数年前より、多くのオーディオに興味をある方は プロアマ問わず 「クロックで音が変わる」 ということで 様々なクロックを使い実験をしたようです。
私も 高精度水晶 (一般に売られているものではなく放送局などで使うもの)から始まり ルビジウム、セシウムなど 様々なものを試しました。

当時は ジッターが・・・ といわれていましたが、クロックで相対的にしか測れない ジッターを問題にして 何をしようとしているのかよくわかりませんでした。 というのは 単一トーンのクロックを測定するには 位相雑音で測定するものだからです。 これは 絶対値として他と相互に比較できますが、ジッターでは 矩形波になった後で自分の中だけで比較するのは良いのですが それで 他と比較することは難しいはずです。 

さて 前置きはこのくらいにして 本題。
イベントで何を言いたかったか!? それは 「時間を操ってはいけない」 です。

実は 位相雑音が関係していると 2003年のDPAT-01発表当時から 散々あちこちで言ってきたのですが、本当は位相雑音だけで音が決まるわけではありません。 というか そもそも クロックで音を変えるのは 変なのです。
それが 時間を操ってはいけない ということなのです。

クロックは 正確な時間を DACに与えてあげることで、量子化理論によって正確に元の波形に再現できます。 
量子化する際も 復元する際も どちらも 正確な時間の流れ が必要です。
いわゆるわかりやすく言うと 私たちが生活していている時間の流れそのものですね。時間ですから・・・・アナログ的に どの瞬間をとっても時間は正確に流れていきます。

最近では 量子コンピューターが開発され 光パルスの量子もつれで光の速度でテレポーテーションし計算する日本独自の手法が使われているようですが、それとて 光の速度・・・ というような話でも 速度 ですから 正確な時間の流れの中で成り立っていることで 全ては正確な時間の流れが測定の基本となっています。

測定に際し その基準が時間であれば 、正確な時間を基準として測定するのは、当たり前のことです。

オーディオでの サンプリングや 復元でも同じです。 時間に対するレベル  ですから 絶対的に正確な時間が必要です。 それがクロックです。

つまり
「クロックで音が変わる」 は おかしい
基本的に 一定時間単位で処理するわけで正確な時間であれば 音が変わるのはおかしいいのです。
わかりやすく言うと いま私たちが生活している時間が 速くなったり遅くなったりするのはおかしい と同一です。 こういうことを生活に持ち込んだら 変ですよね。

もちろん 相対的には 時間を基準としない場合には 時間も変わるなど いろいろありますが、そういう話ではありません。


そうなると 

時間を操ってはいけない

ということにつながります。
クロックを変えて 音の変化を求めると 時間を変えている ことにつながります。

これでは 正確に復元できるはずがありません。
結論はこれだけなのですが、これが重要なのです。
その説明は次回にでも。。。。。。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
前の10件 | - オーディオ ブログトップ