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ダイヤモンドアンテナV2000 レビュー [アマチュア無線]

無線をやっていると どうしても欲しいのが
マルチバンド、無指向性、小型
のアンテナです。

指向性アンテナは具合が良いのですが、当然性能が良くなればよくなるほど、切れも良くなり サイドやバックは全く入らない なんていうことが起きるので、 ローカルや 中距離の方とラグチュー
 または ワッチしている場合には 無指向性アンテナは具合が良いものです。

今回 移動局なのですが、固定アンテナを立てたいと思い 選択 急遽立ててみました。

選んだのは ダイヤモンドアンテナの V2000
50MHz / 144MHz / 430MHz のトリプルバンドです。

物置の屋根に チョンと建てました。実は隣に高い建物があり、屋根の上に登っても景色は見えません。物置は隣の建屋から 3mくらい高いのですが、さらに 3mくらい上げてやっと屋上と同じ? くらいでしょうか・・・
 かなり問題ですが 地上で1/2λのモービルアンテナでも144MHzなら何とか問題なく通信できるので 最悪それでもいいかな という思いです。

GP-1s.jpg

最後まで迷ったのは  コメットアンテナの GP-15

記載の ゲインや性能を比べると
■ GP-15
利得:50MHz: 3dBi ,144MHz: 6.2dBi ,430MHz: 8.6dBi 300W SSB  長さ 2.42m 質量:1.4kg 本体価格¥21,600 +税
型式: 5/8λ(50MHz) 5/8λ2段(144MHz) 5/8λ4段(430MHz)

■V2000
利得:2.15dBi(50〜52MHz)、6.2dB(144MHz)、8.4dB(430MHz) 150W FM 全長:2.5m 重量:1.2kg
価格:20,600円+税
形式:1/2λC-Load(50MHz)、5/8λ2段C-Load(144MHz)、5/8λ4段C-Load(430MHz) ●空中線型式:単一型
ということですが、
超気になるのが 耐入力やゲイン。 それぞれ 大きいほうがいいに決まっていますが、(耐入力は移動局なので 100Wで十分)前回の50MHzHB9CVの作りを見て どちらかというと いじらないのであれば・・・ で 「今回は立てっぱなしで改造なし」 と決めていたので 見た目では 性能が悪い ダイヤモンドアンテナに決定(汗) 

最も問題なのは 50MHzの性能です。 1/2λ と 5/8λでは 気に入っているのは 5/8λ。
144MHzのモービルアンテナの 1/2λは 銅も飛びがいまいちの気がします。 アースを取らなくて良いのは 安定した運用には より良いのですが、別にアースをとってもいいかなあ なんて思っていました。

今回は 逆に、1/2λでラジアルがあるので V2000が気になりました。また ホームページ上でも なんだか 隠すように? 「固定局用 その他のアンテナ」のページにあり、Xシリーズはたくさんあるのに たった一本。怪しさ?満載!? 逆に買ってみたくなったというわけです。


さて 製作は 少しコツがいります。 2本に分かれているのですが、つなぐはずの 上側のエレメントが無い! グラスファイバーの中を見ると なんと奥のほうにネジが・・・ 等やってつなぐのだろうかと 試行錯誤した末 「これは 取り出さないとだめか?」ということで コンコンとたたいたら 中からエレメントが出てきました。勢いよく飛び出したので 危うく壊すところでした。

途中のパッキンは よくできているのですが、位置が10㎜も違っている・・・ これが カッチリしすぎていてなかなか所定の位置に来ない・・・ これも壊れるんじゃないかという力で移動。 ここに合わせてくださいと書いてありますので 間違いはないです。

それと 取扱説明書では 「軽く締めるだけで・・・」 実際には かなり力を入れて 上下のエレメントを固定します。 また きちんとした工具を使ったにもかかわらず 上下接続部分の メッキがはがれてしまいました。

んーん・・・・ まあ 安いから仕方がないか・・・ とあきらめて・・・

なんだか 戦意消失(劇汗) でも ラジアルつけて・・・ 50MHzは 調整可能なので 一番長くして いつも使用する 51MHz以下に合わせようとして長くして装着しておきました。

まあ とにかく 動作させようということで SWRを測るとびっくり! もちろん 23m同軸引っ張って 途中 1.5Dで 壁を貫通させて コネクタ 余計に3個通った後の無線機 位置でのSWRです。 

最初に測定したのが 144MHz だったので 写真見てください。なんと バンド内外ほぼ平
これはすごいですね。 これは もしかすると 430MHzはまずいのでは?? と思い測定すると またまたびっくり! 超広帯域で べたっと落ちています。
GP-144s.jpg

GP-430.jpg

GP-50s.jpg


流石に 50MHzは・・・ と思い測定したら、なんと 思った通りの場所にSWRが落ちていて またまた びっくり!
無調整で かつ とんでもなくSWRの性能が良いです。
どうやれば こうなるのかなあ という思いと さすがメーカー製! 私のような素人が作るのとは大違い(汗) 再現性は最も重要ですし、その再現が超ハイレベルです。

あとは 飛びですね! ちょっと 聞いたら 100Km ほど離れた局がメリット5で 入感していたので 行けそうです! かなり性能は良さそうです。 作りにくさの戦意消失は吹っ飛びました。 

それと アマチュア無線を家族に気兼ねなく行うために 最も問題なのは 「同軸をどうやって家の中に入れるか?」だと思います。
主婦は美観を気にします。我が家では おばあちゃんが特に 気にします。

そこで考えたのが 性能は差し置いてもきれいに・・・ つけたことがわからない方法です。



GP-同軸.jpg


右側の太いのが 衛星用の5C 、細いほうが今回の 1.5Dです。
長さは約1m使いましたが SWR特性にも表れているように 全く問題なさそうです。
繋ぎは 余っていた メスのコネクタに直接半田付け。これも 高周波の話をするとあまりよくありませんが、これも問題なさそうです。 

下手に 窓貫通用のフレキシブル基板のようなものを使うほうが 悪いかもしれません。リターンロスのメーカー発表の特性を見るとSWR:HF~500MHz 1.2以下 のように書いてありますので そう思います。金属の窓枠が普通ですから、下手をすると影響はかなりあると思われるからです。

さてさて 今後の運用が楽しみです。