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重要なコネクタ選択 [アマチュア無線]

アマチュア無線 特に 微細な信号や強いパワーを扱う場合には コネクタが重要になってきます。
これは アマチュア無線などに限らず オーディオでも同じです。

さて考え方ですが、できれば コネクタなんて使わない方が良いのです。
ワイヤーを使うのは 伝送ですから ロスが無く伝送できる方法を考えるのが一番。
しかしながら 脱着しなければならない物は コネクタが楽ですよね。性能より脱着の利便性を取るわけです。 また 下手に特性インピーダンスを考えないでハンダ付けするのだったら コネクタのほうが確実です。考え方はそういう事です。

ということですが、最近 EMEをやっていて不思議なことがありました。

受信はするのですが 飛ばない(汗) でも最近 あまり強く入感しない。。。。。
SWRは 最大1.2以下 もちろん ハイパワーで測っています。 これは十分に良い値です。

理由をいろいろ考えたのですが、少し前までは コンディションが悪いのかなあ なんて考えていたのですが、 先日 それでもと思って 測定すると ほんの少しSWRがフラフラしている事に気がつきました。
単一周波数でSWRを測ってもわからない程度で SWRで 0.05~最大0.1 くらい 測るときによって異なるのです。私の場合 アナライザで周波数を可変して測って線がほんの少しフラフラするので発覚しました。

原因ですが もっとも怪しいのは アンテナまでのトータルの特性インピーダンスが何らかの原因で変わっている と言うことです。つまり周波数によって 少しずつ違う と言うことです。

1,アンテナ (アンテナと分配器など)
2,プリアンプ
3,ワイヤーとコネクタ

順番に測定していきました。 アンテナを外した際は 当然ダミーロードが無いと測定できませんし逆にダミーロードでないと 正確に測定できません。

1、アンテナは プリアンプ部分で外してアナライザで測定。 全く問題無し
2,プリアンプは プリアンプのアンテナ側にダミーロードを接続して 測定、全く問題無し
測定してみて解ったのですが、私が使っているプリアンプは 高精度の同軸リレーかつ 同軸管接続なのですが、 測定値は本当に完璧な特性でした。すばらしい! やはり 良いものは違う! と感動

3,ワイヤー 
もう原因はワイヤーしか無いのですが、 ワイヤーを付けて測定するとやはりダメ。


ワイヤーのどこがいけないのか・・・ まあ 考えなくてもコネクタ か 芯線切れ が一番怪しいです。まあ カラスの被害もありますが・・・・

とにかく コネクタを分解すると なんと 編み線側がポロポロこぼれて来るでは無いですか・・・ そうです。きちんと付いていなかったか 振動で疲労破壊している感じです。

結局 コネクタを取り替えることにしました。

私は 10DSFを使っているので アンテナ直下でのコネクタ付け替え工事はかなり大変でした。
もちろん命綱にヘルメットで安全は確保し やっているのですが、そういう意味よりも 強風でハンダごてが冷めちゃうんです(笑)
結局 100Wになるスイッチ付きのハンダごてで対応。

戻ってきて アナライザをかけると OKでした。早速試して見ようと言うことで 全て接続してアナライザをかけると・・・・ またダメなんです・・・

あれ??? まさか アンプ側も? ・・・で 分解すると アタリ・・・

今度は 地上作業なのでタワーの上での作業と比較すると 超簡単に感じます。・・で交換。 試験すると バッチリでした。

ここで 言いたいことがあるのですが、 どうやらコネクタの品種で問題がありそうです。

私は N型は トーコネの新型 NP-H-10DSF を使っていますが、トーコネ 新型 は見るからに編み線側が美味く付けられる構造になっています。 特に スリーブ上の物は 外皮内にはまり込むような構造 かつ 編み線が 芯線側に入り込まないような構造 となってて 安心感もあります。
http://www.to-conne.co.jp/connector/c_products/n/plugs/NP-H-10DSF.pdf

使っていたワイヤー 実は コネクタ付きで買ったのですが、ダメですね。 ワイヤーはきちんとしていても コネクタの品質や コネクタを取り付ける技術がダメです。コネクタの編み線を押さえる金具が円錐のものはよろしくないようです。トラブルがあった物は 全てこのタイプ・・・。

落成検査の際、管理官が言っていた言葉を思い出しました。 「安心感と言う意味で M型はよく使います」 とおっしゃっていました。
要は トータル的な接続の確実性ですね。 M型は 一般品は特性インピーダンスが50オームではありませんので周波数が高くなると敬遠する方も多いのですが、接続が悪い方が 特性インピーダンス云々よりも 問題で、施工的な問題が多いです。

オーディオでも同じ様な事があります。 確実な接触 だけでなく コネクタの内部構造です。
高額なものでも、酷いものも多いです。

と言うことですが、実は トーコネでは M型でも 特性インピーダンスが50オームの物も有ります。たとえばMP-10SN(50Ω型) 受注生産品ですが、売っています。
http://www.to-conne.co.jp/connector/c_products/m/plugs/MP-10SN.pdf

一般品に比べ かなり高額ですが、これを使えば気持ちも良いですし、確実です。勿論EME用途では ものすごい減衰ですから ほんの少しのロスで通信できない ということになるのは嫌なので(笑) これを使っています。ただ 通常は 一般品でも十分だと思います。

今日 スロベニアの局 2局とEME通信してみましたが、 共に 非常に強力かつクリアに入感し 本当に クイックQSOでした。全て一回ずつで再送無しです。

いやあ 良かった! これでまた楽しめます。

どの世界でも コネクタは重要です。あっ! 昔 仕事で使ったMSコネクタなんて言うものを思い出しました。 ?? に使用していたものですが、結構強力です。(汗) コネクタは重要ですし、その施工技術ももっと重要です。
  



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