So-net無料ブログ作成

オーディオクロックと位相 その3 [オーディオ]

さて クロックの位相との関連や仕組みや謎 をどうやって説明したら良いのか・・・ 迷いました。

難しいのですが、 人が位相を感じる理論は少し説明しないとイメージがわかないので 少し難しいのを覚悟で書いてみます。

さて 

ジッターのある揺れたクロックで 録音し再生をしますと、音質変化以外に 位相の変化も起こります。 クロックが揺れて 波形が変わるのですからあたりまえですよね。 音が出る 時間が絶対時間よりも 早くなったり 遅くなったり するわけです。
問題は 単音だけで無く いろいろな周波数でゴチャゴチャになるので 全部は説明できませんし、理解も難しいのですが、想像は付くと思います。 

本来人の耳は 左右の耳の感じる位相差や音量などで空間を感じているようです。 そうなると 音量差だけでは片手落ちです。位相差 つまり たとえば 自分の正面から 左より側から出ている音は 右の耳に到達する時間は左耳より遅くなります。 音は 約345m/s ほんのわずかな差と言うことが解ると思います。
CLOCKイメージ2.jpg
まあ 計算の専門家に言わせたらもしかするとその差は解らない なんて言われるかもしれませんが、プロでもアマチュアでも 計測器に現れない差ですらオーディオでは音が変わるのですから 人間の分解能は凄いと思わざるを得ませんよね。

CLOCKイメージ3.jpg

。。で 
クロックは 左右同じクロックを使っていますので 感覚的には、その瞬間の位相差は生じないように感じますが、実際には 瞬間瞬間の絶対時間に対するところからズレていれば 当然到達レベルも変わるわけです。本来有るべきところから位相やレベルはずれますよね。
もっと微細なことを言うと 録音した際の クロックの揺れと異なるわけですから 位相はメチャクチャかもしれません。左右の差では無く 絶対時間との差です。こうなるとあまり考えたくない事になりますので止めておきます。

・・で 聞いた感覚での差、私のイメージは 「空間の輪郭がぼける」 「音そのものもぼけます」 と言う感じです。本当は そんな物は無いのですが、イメージです。 良いクロックにすればするほど この「輪郭」 と言う部分が無くなっていき 正にそこで演奏している、歌っているような 妙なリアル感や空間がでてきます。逆に言うと 輪郭がぼけて 見えてしまうから(聞こえてしまうから) 逆に 自分の部屋の空間との境が出来てしまう と言う感じでしょうか・・・・・

この部分は 音質とは全く異なります。 それは 古い録音でも、性能が悪い時代でも マスタリングでガンガン音をいじっていて 全くリアルな音とはかけ離れていても この妙にリアルっぽく感じますし、空間という面の差はクロックを変えることで感じる事が出来ます。

もちろん 新しい録音で、あまりいじっていないような録音では顕著に感じますが、そうでない古い録音でも感じる事が出来ます。

これは 録音に付加した残響とかそういうもので感じる空間や表現とは別物と感じています。同じ音楽でも差が出るからです

この差が解ってしまうと どうしてもクロックを良いもので聞かないと気が済まなくなってしまいます。 前述古い録音でも、これを感じるからです。 以前お客さま宅で再生した際には、部屋も装置も良いので何とも言えない感動が有りました。俗に言う 口の大きさとかそういう感じる物とは別の 妙にリアルな演奏や歌声に聞こえるのです。音質や音像の大きさ等とは別の リアル感です。

若い時代は 何故加工した音が良くて 目をつぶると生の音との差が解らないような音がダメなのか理解に苦しんでいましたが、芸術という面と この位相の問題を考えると自分は納得出来ます。

要するに 本当は 加工しない方が位相情報は残るので 空間録音?とでも言うのかわかりませんが  空間表現を主に考えた録音での再生は それを感じやすいのですが、 聞くのは人ですから芸術的な物を求めますよね。 そうなると 私も好きな音が有るので その音が気になるというわけですね。

と言うことで ・・・ できれば 「音質と空間の両立をしたい」です。

これが クロックをより良いもので再生するという 理由です。

これ以上説明すると 難しい話になって行ってしまうので(汗)このくらいにしたいと思いますが、とにかく クロックを変えたら空間を感じ取って聞いてみていただけたらと思います。

きっと クロックの空間再生の差に気がつくと思いますし、それは 他のアイテムでの音質変更では修正できない事のように思えます。いくらアンプの位相差を合わせても 別の部分の改善になります。

そうです! クロックに起因する 問題はクロックで解決しないと 解決できない事だからです。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0