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SPDIF高音質化の方法 [オーディオ]

PCオーディオに限らず 一般のデジタルオーディオでも使われているのが SPDIFという デジタルデータ伝送の手法です。 光ケーブルやコアキシャルケーブルなど 様々な物が販売されていますし、これで大きく音が変わります。 このSPDIFと言う規格になにか音が変わる秘密がありそうですね。 データだけ伝送しているのであれば デジタルオーディオでは音は変わらないはずです。 何度コピーしようが インターネットを伝送しようが データだけを問題にしているのであれば 音は変わりません。 しかし SPDIFやネットワークオーディオでは音が変わります。 これらは 異なる問題を含んでいるのですが、まず SPDIFの伝送方式で音に関係ありそうな部分を簡単に説明しますと

1,SPDIFは Biphase Marck Code(バイフェーズマークコード)方式で クロックとデータを両方同時に伝送できる
2,SPDIFは 垂れ流し的な伝送でエラーがあっても再送などの手順を持たない

まず 1ですが、クロックとデータを同時に伝送しているところがミソです。 パラレル伝送など データとクロックが別の場合でクロックが意味を持たない場合は たとえば クロックの立ち上がりエッジでデータを拾う と言うことをしてデータを拾いますが、バイフェーズでは、二ビットを使いデータが ハイかローかを判断します。
・・・で クロックを同時に伝送している ということは PCMデジタルオーディオにとって大切な 時間軸方向の復調用の44.1KHzなどに影響すると言うことになります。

2は 垂れ流しで もしデータエラーがあった場合にそれを再送してもらってデータを受けると言うことができません。 つまり 間違ってはいけない確実な伝送には使えません。 オーディオの場合は、データが伝送されない場合 一般には 音が途切れる(場合によっては間違いデータを受信してノイズ発生)という事になるはずです。
しかし 多くの人が間違えているのですが、 SPDIF自体でデータ伝送に失敗することはほとんどありません。 一度ロックしてしまえば きちんと伝送されるのです。

さて 1で何が問題かというと クロックですね。 これは 当然これを変えれば音が変わります。 ただ 単にルビジウムなどのクロックを入れても確実に良くなるという保証は有りません。 理由は回路自身の出来不出来が大きなウエイトを占めるからです。 

ちなみに 2はインターフェースの伝送の問題であり、きちんと伝送されていればハンドシェークをしない垂れ流しのものでも私は問題が無いと考えています。なにしろデータが変わるわけではないからです。 流石SONY! 実用的な凄いことを考えたものです。

ということで クロックに関して問題になると思っています。 そこで 一般的には 44,1KHzや96KHz もしくは定倍されたクロックを必要とします。 しかし 本当にクロックは必要なのでしょうか? その疑問の回答は DPAT Seven 64 。 クロックを使わずしてあのサウンドを得ました。もちろん できれば良いクロックを使うに越したことはないのですが、とにかく現状を何とかしたいと言うことであれば やはり今まで書いてきたとおり 要は素子をきちんと動かすことです。

きちんと動かす とは具体的にどうすればいいか!?

それは まず 半導体が動作しやすい環境にすることが大切です。 その環境の一つ 音頭を例に取りますと きちんと動作する(というか 一番最適な) 温度まで均一に冷やす と言うことが大切です。 
一般のパソコンでは 高性能なグラフィックボード関連がかなりの熱を出しますので そう言うものを使わないのも手です。そして 熱源からは パーツをできるだけ離すというのが良いです。多くの熱を出すものは当然消費電流も大きいわけでノイズ源となります。
均一に温度を下げるために簡単な方法。 それはファンを回すことです。 一例を挙げると ファンレスので 0.3℃/W のヒートシンクを用意するには巨大なものを用意しなければなりませんが、ファンを回せば 何分の一にも小型にできます。 さらによい点は 空気を動かすことができる点で 淀んでいる空気を攪拌することができます。 ケースファンは有効です。

ファンレスは もちろん良いに決まっていますが、ファンレスにすると 各素子の熱を均一に逃がすことはまず不可能になります。熱を出しているのはヒートシンクが付いている部品だけではありません。全ての電子部品が多かれ少なかれ熱を出します。そしてファンは想像では非常にノイズを出し音質に影響しそうですが、アナログは問題ですが、デジタルデータでは 全く影響しません。影響を与えるのはクロックだけです。 ノイズでデータが変わるようではコンピュータにはなりません。できれば 共通インピーダンス内にファンをインストールしないことは良いことですね。 電源を分ければもっと良いのですが、そこまでしなくても問題無いはずです。当然 高品質なファンを使うことは大切です。
また ファンを使うまでもない部分には適宜にヒートシンクを使うことも大切です。 熱抵抗は接触される物体や平面度、圧力などで変わりますが、最近では非常に優秀な接着テープも売られていますのでこういうものを利用するのが良いです。
指で触ってみて 回りのものよりかなり熱い と言う部分は要注意です。

ということで とにかく 素子は適宣温度で きちんと動作させることが大切です。 車のエンジンだって適正な温度がありますよね。 極寒の世界ではきちんと動作しませんし、逆に熱すぎればオーバーヒートして後かなくなります。一番パワーが出る環境ってあるのです。
今お使いのPCオーディオ。 いまいち音に納得できない場合は 是非そう言った部分を見直してみましょう。 冷やしすぎが心配!? と言う声もありそうですね。でも心配はありません。 ものすごい勢いでファンを回しても冷えすぎには決してならないはずです。というのはどんなにファンを回しても周囲温度以下にはなりませんので問題無いのです。

もちろん 良い環境は温度だけではありません。 電源などもその一つです。 いやあ オーディオって難しいですね。 逆に だから楽しいんだと思います。
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